革靴のトゥデザインについて。
トゥデザイン。
『つま先の形状』
左から
・一枚革のプレーントゥ
・畏まるならストレートチップ
・少し華やかになるパンチドキャップ
・迫力のあるウイングチップ
・機能性のモカシン・Uチップ
他にも個性のあるダイヤモンドキャップや、メダリオンなど、穴飾りの装飾は割愛します。
格式の高さでは左から順に…。
他のパーツとの組み合わせにもよりますが、フォーマル仕様だとプレーントゥorストレートチップなら間違いは少ないです。
それぞれ考えると、ストレートチップがより狭い範囲の守備位置。
野球ならピッチャー…かな?サッカーならゴールキーパーって感じですね。
プレーントゥは組み合わせ次第では相当広い守備位置を持っています。内羽根だ細身ならドレッシーですし、外羽根であればカジュアル~ワークスタイルも難なくこなせます。
サッカーなら《リベロ武田》💥💣💥
まぁオールマイティープレイヤーですね。
また、飾りっけなしの素っぴんはその本質である木型(Last)が最も分かりやすいと確信しています( ̄¬ ̄)
パンチドキャップは黒や濃い色合いならばビジネス仕様~少し畏まったパンツスタイルまで、綺麗目にまとまります。
個人的には爪先意外も穴飾りのあるセミブローグはなかり好きなデザインであり、その
《靴ブランドの美意識の指標》
として見ます。
ウイングチップは迫力があるのでフォーマルユースはやめた方がいい。というよりダメですよね。
これも木型(Last)次第ですが、より穴飾りの少ないもので濃い色合いのもの。更に細身なものだと洗練されたイメージだとビジネス仕様で、使用に当たり違和感が少ないです。
逆にカジュアルユースに考える場合はその存在感を前面、いや、全面的に出すだけでファッションとして楽しめます💞
モカシン形状のものやUチップは多分最も好き嫌い分かれるタイプの靴です。
本来はスポーツや狩猟とか、フォーマルなものとは無縁なスタートのはずなのですが、スーツスタイルの人でも結構よく見掛けます。
モカシン形状のもので一番身近なものといえば《ローファー》ではないでしょうか?
そのイメージもあり、学生時代を思い出したりもあり、一枚上からペロッと貼ったような…
個人的にはツギハギのパッチワークのようなイメージを最初はもっていました。
多分ですが、人それぞれですが何かしらのイメージが最も付いている形状だと思います。
そして、馴染めば馴染むほど味の出てくる最も癖のある珍味のようなデザイン。
フォーマル全否定・ビジネススタイルにはギリギリしがみつきカジュアル・ワークなど、日常生活には柔軟に手厚く対応💕
スポーツで例えるならフィールドプレイヤーというよりも、マスコットキャラクターのようなその存在感っ❗❗❗
それが💥💥💥モカシン💥💥💥
トゥデザイン。
ビジネススタイルなら
・プレーントゥ
・パンチドキャップ
ならば間違いはないでしょうし、
・ウイングチップ
・モカシン・Uチップ
ならばバランスや組み合わせなど、ハイレベルなセンスが必要かと。