『3』つのことから考える…miyoshi’s blog

アラサー♂が《ファッション》について3をキーワードとして考えるブログ

格好いい💕ストレートチップ。について考えてみた件。

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ストレートチップ

 

一般的には最もフォーマルな靴で冠婚葬祭に最も適している靴であり、店員さんに「革靴の事がよくわからないけど、黒い靴。」「どんな靴がいいかわからない」と聞くと大体この種類の靴が出てくると思います(笑)

 

爪先を覆い被せるデザインは「キャップトゥ」とか、横一直線のステッチはその形状から「一文字」などとも呼ばれています。

 

 

簡単に考えると誰もが持っている靴であり、ここ一番といったときに履きたい靴であり、ビシッとキメる靴だなという印象の靴。

 

 

そんなストレートチップの中でも

「最も格好いいストレートチップ

というのは何かと自分なりに考えてみようかと思います。

 

 

(ぼくのかんがえたさいきょうの靴シリーズ~ストレートチップ編~)

 

 

(ちょっとしたこだわりがはいるので、既製品以上・ビスポーク未満。少し融通の利くパターンオーダー基準で考えています。)

 

 

①先ずは革の種類。

これは迷いが一切ありません。

《クロム鞣しのスムースレザーの黒》

 

ストレートチップといえばフォーマル仕様。

その最上級となれば…。

この種類の革はその為に製造されているといっても過言ではありません。。。

クロム鞣しという鞣しの過程で革は縮み、目が詰まっていきます。

フォーマル仕様で最も映える光沢感やモチモチ感、強度はやはりこの種類の革でしょう。

 

これは結構ど真ん中なので、大体のところがやってますね。

2018年現在、手に入る物の中ではダントツにワインハイマー推しです😍

 

 

 

 

 

②次はラスト。

 

2つ目なのにラストとは、これいかに(笑)

というのは置いておき、木型(Last)です。

ストレートチップという普遍的なフォーマルスタイル。

やはりそのニュアンスに合致する形状はよりベーシックなラウンドトゥ

 

これはなるべく下の写真くらいのラウンドが好みです。

 


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③次はキャップの形状。

またまた上の写真より…。

 

左は普通のステッチの入ったもの。

中央は正確にはスキンステッチという意匠で、プレーントゥにステッチをイミテーションで加えたものですが、

《格好いい❗》

から個人的にはアリです(笑)。

また、一枚革にイミテーションでステッチを加えたものもありますが、《ストレートチップの魅力》を最も出せるのはそれではないと思います。

 

さて、右はしっかりと見ればわかりますがステッチが見当りません。

レベルソ仕様になっていて、ステッチを入れた革を折って隠しています。

いい革じゃないと出来ない方法ですが、綺麗です。

この技法を使って更にステッチを入れる《カールエッジ》という手法もありますね。

 

…但し、スキンステッチ仕様やレベルソ仕様など、凝った造りのものってなかなか御目にかかれません。(大塚製靴M-5や三陽山長など)

 

ビスポークなら是非とも取り入れたい意匠ですが、それはほぼ自己満足の世界😅

 

現実的に考えるとそれはなかなか難しいかと思います。

 

キャップ部分の造形だと、ストレートチップでキャップの間が延びるとあまり格好いいとは感じません。

少し流行を意識した結果、本質的な事ではない《ロングノーズ》に見えてしまうからです。

 

話はそれますが、ロングノーズできちんと作られている靴って格好いいです。

しかし、《私は》それが格好いいのはストレートチップ以外のデザインであると思います。

キャップの形状は《小ぶりのキャップ》かなと。



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④ヒールの形状

ヒールの形状としては、

左のようにヒールカウンターがあったり、

中央のように縫い目の無いシームレス仕様であったり、

右のように一般的な縫い目のある仕様です。

 

革のパーツの数が多いという事は、同じサイズの靴の場合、1枚1枚のサイズは小さくなり、効率よく革を使えます。

逆に中央のように大きな革を使って作るという事は、状態の良い革であり、職人の《力量》が必要な贅沢仕様。必然的に価格は上がりますが、キャップ部分よりは融通の利く範囲内だと思います。

 

それぞれ利点がありますが、中央の一枚の革で踵を覆っている《シームレスヒール》の形状が一番好きです。

宮城興業とかだと、optionでシームレスヒール選べたりもしますし、各プレステージラインクラスだと見掛けます。)

 


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ヒールリフト

踵の大きさ。

なんか黒ばっかりで見辛いので三色団子で。

茶はピッチドヒール。

別名にキューバンヒールとも言うそうですが、レディースのヒールのように下にいくにつれて小さくなっていきます。

かなりドレッシーです。

後ろ姿美人間違いなしです👍

 

黒と青は同じで、真っ直ぐ下ります。

しかし、多少違いがあります。

黒がシングル巻きに対して青は一回り大きなダブル巻きになっています。

シングル巻きとダブル巻きの一番の違いは履きなれた人ならよく分かるんですが、

 

青のダブル巻きは

・面積が大きいのでグリップ力がある。

・フィッティングの良い靴は踵までしっかり収まっていると脱げ難いが、ダブル巻きの溝の分だけ踵を持ちやすく脱ぎやすい。

という大メリットがあります。

なので、個人的には

《ドレスシューズ×ダブル巻き》

というのは実用性といった面でかなりの信頼感があります💞。

 

そして、選ぶのはもちろん…

 

 

《ピッチドヒール》

です💥💥💣💥💥

 

…。そりゃあ格好いいですからね❓

わかって貰えるかと思います(多分)(  ̄- ̄)

逆に2番手以降のストレートチップなら間違いなく《ダブル巻き》を選びたいです。。。

 

 


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⑥ハトメの数。

一般的なのは上のような5アイレット。

しかし、下のような6アイレットのものの方がより古典的です。

残念ながら、既製品ではそこまで多くはないですが、ある事はあります😥。

(SHETLAND FOXとか三陽山長とかSCOTCH GRAINとか大塚製靴M-5とかTrading postとかのプレステージラインで)

 

 

ついでになりますが、ステッチが入るなら上のようにスワンネックはいいですね💓

 

 

後はソールですが、ソール入れると底付けとかマニアックな考えがあり過ぎるので割愛…いや自重します(笑)

 

というより、パターンオーダーであってもその項目を全部入れると《ハンドソーン製法》必須になりそうなので金額が5割増しくらいになりそうなので…😓

 

 

結果として、《革底》で糸を隠す《ヒドゥンチャネル》。

予算的に余裕があれば《ベヴェルエスト》もしくは《フィドルバック》。

ウェルトは極力小さく仕上げたもので《両爪》か《ヤハズコバ》

なんてのも

 

 

 

 

 

 

以上の事より、個人的に最も格好いいと思うストレートチップは(あくまでアッパーデザイン中心に考えた場合)

①黒いクロム鞣しの革

ラウンドトゥの木型(Last)

③小ぶでバランスの良いのキャップ

④シームレスヒール

⑤ピッチドヒール

⑥6アイレット

ついでにスワンネック

といった形でしょうか。

 

またそのうちそのまま似たような(ぼくのかんがえたさいきょうの靴~シリーズ~)として記事を挙げるかもしれません(笑)

国産品が好き💞


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日本のものづくり
って凄いなと思います。

デザイナーのPaul Smithは日本人の針子さん達のの繊細な技術力を信頼して、世界中で唯一

Paul Smith collection》

というラインを日本だけで展開していると聞いた事があります。

 

日本企業の規格というと、より多くの可能性を加味して厳密にやっているイメージです。

オーバースペックが過ぎるくらいだと(笑)

生卵の食べれる食の安全性ってのも1つのJAPAN Qualityです💥

…全然分野が違っていても、本質的な事は一緒。ただ、気が付くかどうかだと思います。

 

 

ダイバーズウォッチだと、SEIKOのツナ缶のように唯一無二の存在感と機能性で信頼を得ているとも聞いた事もあります。

流石は一生懸命良いものを作ろうと頑張り、うっかりとスイスの時計業界を崩壊寸前まで追いやってしまった企業ですね(笑)

 

ものづくりの大手と中小。

下町ロケット》じゃあないですが、それぞれの善し悪しはあると思います。

大手ならば資金力があります。

いい素材も仕入れという点で有利。

新たな技術を開発して細分化・効率を上げ生産性を高める事でコストを下げる事も可能ですし、個々が数をこなすという事で技術力の向上にも繋がります。

 

中小だと小さいほど小回りが利く(というより利かせて立ち回らなければ…)

その大手の下請けをする事で良い素材を使えますし、厳しい管理の元ならば、技術力は育つ。

オリジナリティを出しファクトリーブランドをやれば中間マージンを省きリスクはありますが利益率の向上に繋がると思います。

但し、SNSなどの情報発信が容易になった分、かなりリスクが減っているとは思います。

多分この先5年10年で大きく変わって定着するんじゃないかなと感じます。

 

 

衣類に関してはかなり海外に流れていってしまい、現状・今後の事を考えると厳しいという話は聞きます。

が、時計や革靴になど関しては途切れずしっかりと繋がっているなと感じます。

 

 

大手は波を起こし中小はその波を乗りこなす。観客である我々は良いものを評価する。

 

 

他にも例えはいくらでも挙げられますが、本質的な事は何にしろあまり変わらない…と。

 

大手と中小。付き合いでwin-winの関係性を築いていると感じるものは、素晴らしいものがあります。

 

そしてやはり私は国産のものが好きです💓

 

なので、取り上げる記事の中心は《日本製》の物を中心になります。

靴だとイギリス靴・イタリア靴・スペイン靴・アメリカ靴など素晴らしい靴は沢山ありますが、そこは華麗にスルーしますので悪しからず。。。

 

革靴のトゥデザインについて。

トゥデザイン。
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『つま先の形状』

左から 

・一枚革のプレーントゥ

・畏まるならストレートチップ

・少し華やかになるパンチドキャップ

・迫力のあるウイングチップ

・機能性のモカシン・Uチップ

 

他にも個性のあるダイヤモンドキャップや、メダリオンなど、穴飾りの装飾は割愛します。

 

格式の高さでは左から順に…。

他のパーツとの組み合わせにもよりますが、フォーマル仕様だとプレーントゥorストレートチップなら間違いは少ないです。

 

それぞれ考えると、ストレートチップがより狭い範囲の守備位置。

野球ならピッチャー…かな?サッカーならゴールキーパーって感じですね。

 

プレーントゥは組み合わせ次第では相当広い守備位置を持っています。内羽根だ細身ならドレッシーですし、外羽根であればカジュアル~ワークスタイルも難なくこなせます。

サッカーなら《リベロ武田》💥💣💥

まぁオールマイティープレイヤーですね。

また、飾りっけなしの素っぴんはその本質である木型(Last)が最も分かりやすいと確信しています( ̄¬ ̄)

 

パンチドキャップは黒や濃い色合いならばビジネス仕様~少し畏まったパンツスタイルまで、綺麗目にまとまります。

個人的には爪先意外も穴飾りのあるセミブローグはなかり好きなデザインであり、その

《靴ブランドの美意識の指標》

として見ます。

 

ウイングチップは迫力があるのでフォーマルユースはやめた方がいい。というよりダメですよね。

これも木型(Last)次第ですが、より穴飾りの少ないもので濃い色合いのもの。更に細身なものだと洗練されたイメージだとビジネス仕様で、使用に当たり違和感が少ないです。

 

逆にカジュアルユースに考える場合はその存在感を前面、いや、全面的に出すだけでファッションとして楽しめます💞

 

 

モカシン形状のものやUチップは多分最も好き嫌い分かれるタイプの靴です。

本来はスポーツや狩猟とか、フォーマルなものとは無縁なスタートのはずなのですが、スーツスタイルの人でも結構よく見掛けます。

 

モカシン形状のもので一番身近なものといえば《ローファー》ではないでしょうか?

そのイメージもあり、学生時代を思い出したりもあり、一枚上からペロッと貼ったような…

個人的にはツギハギのパッチワークのようなイメージを最初はもっていました。

 

多分ですが、人それぞれですが何かしらのイメージが最も付いている形状だと思います。

 

そして、馴染めば馴染むほど味の出てくる最も癖のある珍味のようなデザイン。

フォーマル全否定・ビジネススタイルにはギリギリしがみつきカジュアル・ワークなど、日常生活には柔軟に手厚く対応💕

スポーツで例えるならフィールドプレイヤーというよりも、マスコットキャラクターのようなその存在感っ❗❗❗

それが💥💥💥モカシン💥💥💥

 

 

トゥデザイン。

ビジネススタイルなら

・プレーントゥ

ストレートチップ

・パンチドキャップ

ならば間違いはないでしょうし、

・ウイングチップ

モカシン・Uチップ

ならばバランスや組み合わせなど、ハイレベルなセンスが必要かと。

 

革靴の種類《スリッポン系()編》

スリッポン。

 

 

…それはその語感の通り、スリッパみたいにスリッと滑ってポンと履ける靴のことですね

❌(大嘘)💥🌋💥

 

 

 

 

 ⭕(正)

スリッポンとは《slip-on》

紐や留め具のない、着脱しやすい靴の事。

ただ、『スリッポン』と聞くと圧倒的に革靴以外の

 
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こんなイメージや

 

 

もしかしたら足袋のようなトレーニング用に使える



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こんなものもイメージするかもしれません。

 

そもそも、日本本来の文化的な足元事情は

《玄関では靴を脱ぐ》

事を前提としています。

例えスニーカーであったとしても毎回の脱ぎ履きの際に靴紐を結ぶ人よりも、靴紐は緩めで締めっぱなし。そのまま足をつっこむ事が習慣となっている人の方が多いでしょうね~😥。

 

そう考えると《履き口》や《靴紐》が柔らかく伸縮性のあるスニーカーも現代的に考えるとスリッポンと言えるかもしれません。。。💥💥💥

 

 

 

 

さて、話が盛大にズレました。

そう…

靴ズレ以上に…😒

 

 本来の革靴の《slip-on》のカテゴリーだとエラスティック系の靴も含まれるんですが、様々な偏見(私的な)がありますので個人的には別のカテゴリーとして別けたいと思っています(笑)。

 

ですので今回は

 

《slip-on》⇒『ローファー系』 

 
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として進めていきます。

左の赤い方が一般的な形の《ローファー》

右の黒い方は『コブラヴァンプ』

他にも、ベルト部分に孔の空いた『ペニーローファー(コインローファー)』や


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キルトやタッセルなんかが一体化してある『キルトローファー』や『タッセルローファー』など。。。

 

こう見ると、学生をイメージさせる『黒いコインローファー』から、アメリカでは『弁護士の靴』とも呼ばれるタッセルローファーまで、結構イメージされる層が幅広いですよね。

 

 

 

 で、ローファーからベルト部分を取ったような形のこちらはコブラヴァンプ。


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 これはちょっと特殊で、飾りはモカ縫い部分のみとなんともすっきりとしたデザイン。

ベルトが無いので、その下にコインや革の切れ端を入れて甲部分を微調整出来るという裏技の一切使えないタイプのローファーorz

 

シンプル&ハード

 そう、それがコブラヴァンプ❗

シンプルだからこそ使い勝手が良く、難しい💥

 

《無骨だけども寛容なクセ者》とは飯野高広さんの言葉ですが、そこにすべて詰まっているなぁと。。。

流石のワードセンスですよね😔

 

 

《スリッポン()系》改め《ローファー系》はスラックスやチノパン、きれい目なデニムなど、ビジネスカジュアルくらいまでは幅広い守備範囲をお持ちのようで(笑)、凄く似合います( ・`д・´)。

 

さらに、最近のように暑い夏なんかは涼しげな足元を印象付けるにはもってこいのいい靴です😉

 

また、エラスティック系やローファー系を含む《スリッポン系》の靴は脱ぎ履きが多い日本の文化にはよく合う靴だと思います。

 

 

 

 

      ただ………ね。

 

そもそもローファー(Loafer)は怠け者と言う意味もあるので、意味としても《ビジネス》スーツ系には合わしたくないのが個人的な意見です。 

他の種類の靴に比べると、服装のバランスが悪いと凄まじいダサさを発揮する事にもなるのが《ローファー》だなというのが揺るがない考えです。

(ローファーの歴史に詳しくはwikiにでも…)

 

 

そして、最大の欠点…それは《サイズ選び》

街中でローファーでサイズガバガバ・踵カパカパな人って結構見かけますよねっ❗❗❗

 

…えっ、革靴大好き人間ですからそりゃ見てますよ(苦笑)

 

『ローファーを選ぶ時はジャストサイズより1つ下のサイズを選べ』

ってのが通説でありますけど、

《経年変化で革が伸び、沈み込む》事を逆算して考えるとそうですが、馴染ませるの大変なんですよね😨

そして、紐もエラスティックもないので簡単な調整すら出来ない(本当はいくつか実践してるのあるけど)ってのもキビしぃ~!

 

パターンオーダーでも《ローファー系》は1足目だと絶対に選んじゃダメって言われるくらいですし、そもそも木型修正なしだと選択不可のところもあるってくらいフィッティングが大切なのが《ローファー系》の難しさです。

 

 

 

と、ここまで大きく下げながら、本当はファッション系のセンスのある人のローファー使いは凄く良いですよ❗

しかし、ローファーはビジネススーツには似合わないし、じゃあ靴はとりあえずローファーで…っとなると危険な…。

 

そう、⚠混ぜるな危険⚠

…的な扱いというのが《スリッポン系()編》改め《ローファー系編》の偏見をもった私みよしなりの考えです。

 

 

 

革靴の種類《ゴム系編》

ゴムゴムの~~~って訳ではないです(笑)

ゴム⇒エラスティックです。
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左から

サイドゴアブーツ

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くるぶし部分がゴムになっており、かなり履き心地は良いですし、フィット感も高いです。

 

 

サイドエラスティック

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ゴム部分が両サイドにあり、その上に同じ革をデザインする事によりゴムを隠しています。

 

センターエラスティック

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 ゴム部分が中央にあり、上に革を被せるデザインでゴムを隠しています。

 

 

そう、今回はお座敷に上がる席。日本人的最も好まれる(のではないか)みんな大好きエラスティック系のシューズです!

 

1つブーツが入ってますが気にしない(゚ε゚)

サイドゴアブーツには

・イギリスでのアルバート公によるフォーマルな話

と、

皆大好き一万円札のあの方や

日本人が大好きな偉人ランキングで(多分)上位に食い込んでくる坂本龍馬と水虫の話

 

…なんかが有名ですね~~~。

 

あっ、(゜ロ゜;、詳しくは書きませんので気になった方はもちろんググって下さい🌋

 

 

 

 

エラスティック系の革靴は、靴紐なんてほどかない。

そのままガバガバの靴をメンドクサガリな方には大ウケするスリッポンタイプの靴が多いですね~。

但し、甲の抑えが調整出来ない事などもあり(実は簡単な調整方法がありますが)深く考えるとなかなか難しい靴でもあります。

 

 

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こちらの2つのサイドエラスティックシューズですが、左は靴紐を模したデザインのある、

レイジーマン(Lazy Man)

別名、怠け者の靴とも呼ばれる靴です。

スラックスの下にぱっと見るとちゃんとした紐靴に見えるニクい靴。

右はフルブローグタイプのサイドエラスティックシューズです。

 

 

センターエラスティックは子供の頃に履いた事のある方はが多いアレ😲


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 上履きのゴムの上まで革があるイメージですね。

 

 

…すみません、言葉遣いからお察しの方もいらっしゃいますよね?

私・みよしは…

 

エラスティック系シューズはあまり好みではなかったりします😫🌋🌋🌋

 

急いでる時とかに便利で、いつもすぐ出せるよう準備していますが、使用頻度が上がると自分のダメ人間っぷりに精神的なダメージを受けてしまうので自重しています(笑)

 

 

そんなエラスティック系のシューズの特徴としては

 

利点

・脱ぎ履き楽々

 

欠点

・時間経過による足のむくみなどへの対応が難しい

・そもそも調整不可(※実は調整可能ですが)

 

ってとこですかね。

 

※ちなみに、調整方法は靴の内側に革を張り付けます。

つま先などが痛い場合などは甲の抑えが足りず、前に滑っている可能性が高いので甲の裏など、靴を履いた時に緩く感じる部分に革を貼れば簡単に調整できます。

気になる方は一度お試しあれ♪

 

ただ、本気でやるならプロに頼む方が賢明かなとは思いますが。

革靴の種類《モンクシューズ編》

『モンク』

 

文句がある訳ではありません。。。

 

 

叫んだ絵の人物の事でもありません。。。

 

 

そう、言いたいのは宗教の修道士(monk=モンク)です。

 

 

文字の都合で勝手に『モンクシューズ』としましたが、本来は『モンク・ストラップシューズ』が正しですかね。

 

面倒なのでみよし的には

《モンクシューズ》

で通しますが😜

 

キリスト教の修道士の履いていた靴を起源とした靴で、靴紐ではなくストラップとバックルで固定するタイプの靴です。

 


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左から

・ダブルモンク
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・シングルモンク

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・サイドモンク


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です。

サイドモンクがグルカサンダルなのは、手元にサイドモンクの靴が無かったからで深い意味はありま…せん?(笑)

 

ダブルモンクは超・有名なエピソードがありまして、『ウィンザー公』『ジョンロブ』でググれば出るので気になった方は調べてみて下さい(笑)

 

ダブルモンクの特徴としては

・ストラップの調整箇所が2ヵ所ある。

・甲を抑える革の面積が多い。

⬆この2点により、フィット感が良いですし、

・金属製のバックルがアクセントになりお洒落✨

という利点モリモリです💪

 

流石、20世紀最大のファッションリーダーとも言われるウィンザー公🌋🌋🌋

 

 

シングルモンクとサイドモンクですが、
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下のシングルモンクは

・土踏まずから反対側にストラップが伸びている為、足のウエスト部分をがっちり掴むのでフィット感はまあまあ良いです。

・デザインやバランスによりますが、ちょっと野暮ったくなる割合は高いように思います。その為かカッコいいシングルモンクってなかなか見掛けません😥

・ストラップが太めに設計されている事が多く、真横に締めるので脱ぎ履きはかなりし易いです💕

 

さて、問題はサイドモンクです💥

・ストラップが斜めになっている為、抑えが効き難い。

すなわち、本来の木型(ラスト)と足の相性が悪ければ…ガッバガバに…。

サイドモンクは、自分の足と木型の相性と、革靴に対する知識がないとなかなかに…なかなかに難しい靴なんです😔

 

 

 

 

しっか~し❗

サイドモンク最大の良さはこちら❗
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 《良い革×プレーントゥ×サイドモンク》

シンプルに良い条件を揃えると…

 

 

 

😍スタイリッシュ&セクシー😍

 

バッチリハマれば

それはとてもエロい靴なんです。( ̄¬ ̄)。

 

 

 

 

さて、3種類のモンクシューズ。

『履き心地』に関しては 

ダブルモンク>シングルモンク>サイドモンク

 

日本人サラリーマン的大事なポイントである

『脱ぎ履き』に関しては

シングルモンク>ダブルモンク≒サイドモンク

 

『フォーマルユース』の意識をするのであれば、

サイドモンク>>シングルモンク>ダブルモンク

というのが私、みよし的見解です。

 

 

 

…ちなみに、バックル部分がゴム(エラスティック)で留められている場合と革で留められている場合がありますが、それに関しては一長一短ですね。

ゴムはすぐ馴染みますが、緩い場合やゴムが伸びることも。

革は馴染むまではベルトを留めるのに少し手間取る事もありますが、馴染んだ後のフィット感はゴム以上だと感じます。

 

 

 

 

革靴の種類《紐靴編》

革靴には色々な種類があります。

 

・冠婚葬祭や仕事の為、とりあえずはそのカテゴリーに当てはまる革靴。

 

・毎日同じものを《使い》、《使い潰した》ら同じような価格帯のものを適当に探してまた使い潰すような靴。

 

・私のような靴好きが好む、

履いて楽しみ、見て楽しみ、手入れを楽しむ

そう、《革靴》🌟

 

 

どうも、みよしです✨

 

 

 

 

 

 

さて、冒頭で革靴には色々な種類があると言ったのは一応《心構え》的な事ですが、今回言いたいのはもちろんそんな事だけではありません。

 

 今回は《革靴の系統》について。

といっても⬆私の認識でいい言葉が浮かばなかったので《系統》っていってます😅


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まずはこの写真をどうぞ。

どう見えますか?

 

黒い靴・茶色い靴・黒いブーツ・黒い靴

 

見たまんまですね。

 

なんか高そうな木製?が入った靴×2と、金属っぽい取っ手のついた木製の入ったブーツとプラスチック素材っぽいのが入った靴

 

うん、長いですし、的外れですね🌋

 

 

 

 

 

3つ目のいいボケが思い付かなかったので華麗に流しまして~

 

今回は紐靴編って事で、 

紐靴orストラップ靴orエラスティック靴orスリッポン

って分類です。

 

 

 

さて、紐靴には大きく分けて2つあります。

それは…


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《内羽根》と《外羽根》の紐靴。

 

解り易く近づきますと…
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左の内羽根は一番下の紐の下が閉じ

右の外羽根は一番下の紐の下が開いています。

 

単純に靴紐で調整出来る《稼動域》という観点だけで見ると

『内羽根<外羽根』

となります。

 

 

 

それぞれのルーツも深く掘り下げるとヨーロッパの貴族文化であったり狩猟や労働など、生活に結び付きますが、

ざっくりと言うと

 

《内羽根⇒室内履き》

《外羽根⇒屋外履き》

といったルーツがあります。

 

なので、フォーマルユースといった観点から見ると

『内羽根>外羽根』

 となります。

 

 

また、内羽根の靴には

『上品ですっきり』としたイメージがありますので、綺麗目な格好。


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外羽根の靴には

『ワイルド・力強い』といったイメージがあるので、デニムや少し太めのパンツカジュア
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ルな格好に合わせる事が多いです。

 

 

 

個人的には内羽根の靴の方が好きです。 

 

足元について思う事。。。

運動するにはスニーカー。

危険を伴う作業をするなら安全靴。。

楽をしたけりゃサンダルでもクロックスでも。。。

 

 

 

 

 

例を挙げればきりがないくらいに『靴』の種類はありますが、《TPO》に合わせる事を…

《TPO》≒《おしゃれ》として第1に考えた時に良いものは迷わず『革靴』❗と答えてしまう漢🌋

 そう…

             どーもみよしです(笑)

 

 

 

 

 

 

👞今回のテーマはズバリ革靴👞

 

 

なぜなら個人的に革靴が好きだから…😍

 

…というのもありますが、まずは『足元』に関することわざは沢山ありますが、そこから3つをチョイスすると

 

 

『おしゃれは足元から

『地に足をつける』

『足元を見られる』

 

…これが3善チョイスです。

 

『おしゃれは足元から』

なんてのは誰でも知っているでしょうが、足元を見れば意外と様々な情報があります。

 

色・デザイン・清潔感etc.…

 

さらにじっくり見れば

・素材・バランス・サイズ感などなど。

素材は(私くらいの靴好きならば)リアルレザーorフェイク、エキゾチックレザー、ガラスレザーくらいなら大体解りますし、靴と裾周りのバランス、全体的なバランスなども。

更には、シワの具合から、正しいサイズ感の靴なのかも。(多分😒)

 

『地に足をつける』

物事を少しずつ確実に進めていくこと。

冷静さを欠いて浮き足立つのはイヤですよね(笑)。

 

『足元を見られる』

自分にとって弱い所を付かれるようなことわざですが、昔からある言葉にはある意味物事の《真理》があると思っています。

 

足元なんてのは人の視覚的には《最も遠い》位置にあります。だけど、そこにも沢山の情報があると私は思います。

 

気にするかしないかは自分次第。

 

・どんな靴を履いているか?

(デザイン・種類・用途などから価値観や心理面、自己アピールなんかがあると思います。)

 

・手入れが行き届いているか?

(汚れやキズなどからその人の性格が見え隠れしていると思います。)

 

・TPOに合っているか?

(冠婚葬祭やビジネスの場であれば、主張や常識や、さらに深く考えればその人なりの哲学なんかもあるかもしれません。)

 

一応、30そこそこの《ただの靴好き》の若造でもそれくらいは察しが付きます。

 

 

 

例えばこれが

『社会的な立場』があり

『金銭的にも余裕』があり

『人を視る目』がある

…という人ならどれだけここから情報を見出だせるのでしょうか?

 

 

 

 

 

…などと偉そうに語っちゃいましたが、私は結構な靴好きなので、(1年ほど放置していましたが)今後は少し『革靴』についてつらつらと書いていこうかと思います。 

清潔感って❓

3本の矢。

 

 1本の矢は簡単に折れるが、3本の矢を束ねるとそう簡単には折れない。

1人では、難しい事も仲間と心を1つにすることで乗り越える力を得ることができる。
という仲間と協力することが大切であるという言葉。。。

 

             …みよしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

おしゃれに見える要素には…

 

 

 

ギャップがある❗

…とか

 

好感が持てる❗

…とか

 

清潔感がある❗

…とか。。。

 

 

様々な“抽象的な要素”が複雑に絡まっています。

 

 

 

清潔感ってそもそも何❓

 って事から少し考えたいと思います。

 

 

 

例えばデニム。

 

 

 

《デニム=洗わないでカッコいい色落ちを》

 

…っていう意見があるくらいだから、他にちょっとでも汚い要素があるとそれだけで不潔に見えます。

明らかに手入れしてなさそうな無精髭とか、乱雑なロン毛とか、ちょっと手入れの出来ていない汚れた靴を履いている…とか

 

 

 

人による個人差だとは思いますが、

“わたくし、みよし”は❗

 

デニムと他に何か1つ汚い要素があるだけで、不潔に感じます。

 

 

 

見えている部分でその人となり、例えばきちんと物を丁寧に…。清潔に…。扱う人なのか

といった人間性までも勝手に補完した結果です。

これはあくまで個人的意見ですが、世の中には様々な人がいますが、もっと極端に細部まで見えている人もいますし、全然ぼろっぼろで泥だらけでも気にしない人もいます。

 

 

 

何が言いたいかというと…

 

『人に見られる』

 

という事について考え方はこの《清潔感》については非常に重要なキーワードになると言いたいわけです。

 

 

 

 

例えば

くすんだ色のスニーカーとか。

 

爪先の擦りキズ放置された革靴とか。

 

丈のあっていないダルダルの裾のパンツとか。

 

 

 

もう、足元だけで3つになっちゃいました😥

 

くすんだ色のスニーカーなら、しっかり洗って色が落ちた部分は補色するなどリペアを…

ダメなら他の用途or廃棄。

 

爪先の擦りキズの放置された革靴なら、まずはどうしたら良いか解らないでしょうから、修理屋さんに持っていってリペア。ダメなら廃棄。

 

丈のあってないだるだるの裾のパンツなら裾あげとか。

 

《最低限やれる事をやっていない》と感じられる事は《清潔感がない》と感じます。

 

 

 

 

例えのデニムからはかなりズレてきたので、強引ですがデニムの話に戻します。

 元々のルーツを辿ればデニムは《作業着》です。

サイズ感じ➡ゆったり

しわや汚れ➡色落ちや使用感➡あって当たり前。むしろそれがカッコいい🎵

 

そうなってくると、そのデニムというアイテムとバランスをとる為にはそれを帳消しにするくらいの『清潔感』が必要になってきます。

 

全身のコーディネートで考えると、しっかりと履き込まれたものや、ダメージやペイントなどの加工されたデニムパンツを取り入れるなら、他の目に入りやすい

 

・髪型やひげなど、顔周辺

・上着にしわやシミなどの汚れ

・靴のくすみやキズ

 

などに気を付ける必要があります。

 

 

 また、コーディネートではなく『デニムパンツ』単体で清潔感を出そうとするならば…

・細身のシルエット

・色落ちしていない状態

・裾周辺など、不要なしわが無い

 

極端に言うと、スーツのスラックスのイメージに近ければ近いほど清潔感は出ます。

 

 

 

 

 

 

また、雑誌なんかに載ってるモデルさんなんかで、《ヒゲ+ロン毛》なんかは、《社会人的なギャップ》が大きなウェイトを占めているかと思います。

ほとんど居ないですよね?

 

 

《ヒゲ=こきたない》

 

無精髭なんかだと、あからさまにそう思われます。

しかし、長さや形を丁寧に整えられたヒゲならどうでしょうか?

 

手元に千円札のある方。ちょっと取り出してみて下さい。

100年近く前の『野口英世』の肖像画の口ヒゲ、こきたないですか?

50代を前にして亡くなった方ですが、今の時代に居たとしてもしっかりと貫禄もあり、おしゃれじゃないですか?

 

このように、

《しっかりと手入れをしているなと感じる整えられたヒゲ=おしゃれで貫禄がある》

は成立しますよね?

 

これが清潔感です。

 

 

《ロン毛》

音楽の教科書を思い出して下さい。

鋭い眼光で睨み付けるベートーベンなど、様々な音楽家たちの肖像画など。

 

日本人なら『荒城の月』の滝廉太郎とか。

少し病弱そうでそこまで長髪でもないですが、きちんと整えられた髪形。

 

 

 

 

 

本来有るべき姿。

他人に対しての礼儀や敬意を感じる姿勢。

威厳のある姿。

 

 

なんかが《清潔感》に繋がるのかな…と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抽象的過ぎました(笑)

 

 

ずばり、《清潔感のある服装》とは

 

・しっかりと手入れが行き届いている事が感じられる事。

(しわやくすみや汚れが無く、サイズ感などのしっかりとあったシルエットであり、万が一ダメージを受けていたとしてもしっかりと補修されている事)

 

であり、つまり

・本来有るべき姿

だっ❗ 

 

と、わたくしみよし『は』思います。